「転職活動ってどの時期が一番有利なの?」
「転職するなら、求人数が多いタイミングで始めたい」
せっかく転職するなら、求人数が多い時に選択肢を広げてキャリアアップしたいですよね。
転職しやすい時期というのは、市場に求人が増加する時期です。
特に在職中であれば、計画的に時期を考えて転職活動をしないと、選択の幅が狭くなってしまって、やっと転職できたとしても今よりも条件が悪くなってしまうこともあるんですよ。
今回は、中途採用で転職しやすい時期はいつなのかについてお話しします。
転職エージェントに登録するときに真っ先に名前を出す人が多いdoda(デューダ)。 利用する人が多いだけに、悪い評判も目に付きます。 ただ、dodaにしかない非公開求人も多いので、キャリアアップのチャンスを逃すのはもったいないです[…]
1年で転職しやすい時期は?
転職市場は企業の決算時期や賞与(ボーナス)のタイミングで人材の入れ替わりが活発になります。
では、実際に1年を通して転職しやすい時期はいつなのかをまとめますね。
参考データ:厚生労働省「一般職業紹介状況」
求人数が増えるのは1~2月と9~10月
1年を通して、一番転職しやすい時期は新規の求人が増える1~2月と9~10月!
一般的に6月・12月頃に支払われる賞与をもらってから退職を伝える人が多いので、その欠員を埋めるために新規の求人が増えます。
9~10月については、賞与後の8月に長期休暇があることと、下半期の事業計画の見直しや人事異動などにより人材の確保のために、このタイミングで求人数が増加します。
1~2月と9~10月は比較的、他の時期と比べて採用に積極的な新規の求人が増えるので、特に在職中の方はこの選択肢の多い時期に転職活動をするのがベストです。
逆に中途採用の場合、一気に新規求人がなくなるのが4月…。
新卒などの新入社員が多くいる時期で、人事もそちらの対応にかかりきりになるため、私の経験上、びっくりするほど求人がなくなります。
求人数が多い時期に転職活動をするメリットは?
求人数が多い時期に転職活動をする最大のメリットは、選択肢の幅が広がることです。
さらに、1~2月と9~10月前後の求人の場合、欠員補充である可能性が高く、企業側も採用に積極的で内定が出やすいのも特徴です。
求人数が多い時期に転職活動をするデメリットは?
欠員補充のための求人数が増えること…それはイコール求職者も増えます。
その為、ライバルが多く、キャリアやスキルが足りないと書類さえも通過できない可能性があります。
そうならないためにも、今の会社でしっかり実績を形にしておくことをおすすめします。
メリット | 選択肢の幅が広がる 企業が採用に積極的 |
---|---|
デメリット | ライバルが多い 形になった実績がないと書類通過も難しい |
転職しやすい時期を有効に活用するためにスケジュールを逆算!
転職活動を効率的に進めるには、はどれぐらいの期間が必要なのかを把握しておく必要があります。
一般的に転職エージェントのキャリアアドバイザーが揃って言うのは「2~3ヶ月が目安」。
実際に私も5回の転職活動をして、最短でも下記ぐらいの時間がかかったので、まとめておきます。
転職エージェント登録~面談 | 約1週間 |
エントリー~書類審査 | 約1~4週間 |
一次面接~結果~二次面接 | 約1~2週間 |
最終面接~内定 | 約1週間 |
退職手続き~入社 | 約1~3ヶ月 |
レスポンスの良い企業であれば、1週間に1回程度の頻度で審査(書類・1~3次面接)が進みます。
例えば、「エントリー~書類審査~1次面接~2次面接~最終面接~内定」の場合、エントリーから内定まで最短でも約5週間程度かかるということになります。
ただ、実際に私が受けた企業でもあったのですが、進度の遅い企業の場合、エントリーから3次面接まで各1ヶ月ずつかかったところもあるので、目安としてみていただければと思います。
さらに、転職のタイミングで自分の希望する求人がない場合もあるので、転職活動には余裕をもって取り組めるようにしておくのがベストです。
転職エージェントに登録するときに真っ先に名前を出す人が多いdoda(デューダ)。 利用する人が多いだけに、悪い評判も目に付きます。 ただ、dodaにしかない非公開求人も多いので、キャリアアップのチャンスを逃すのはもったいないです[…]
転職しやすい時期を逃さないために情報収集
転職しやすい時期を逃さずに活動するために一番必要なのは、情報収集です。
一人ではなかなか希望企業の情報は集まりませんし、良い条件の求人は非公開であることがほとんどです。
なので、転職を考えたそのタイミングから転職エージェントに登録しておくと、非公開求人の情報を集めることができます。
どうしても働きたい企業がある方は、年間通して転職エージェントが持つ非公開求人まで情報収集しておくと、その企業が求人を出したタイミングですぐに動き始めることもできます。
実際に転職活動を開始してからも、複数社の面接のスケジュールも転職エージェント側で上手く調整してくれるし、推薦文を書いてくれたりもするので、どんどん利用しちゃいましょう!
転職しやすい時期を有効活用しよう!
1年を通して、転職しやすい時期かどうかはありますが、一番大事なのは、「自分が働きたい企業の求人と出会えるか」です。
上記で説明した時期には、自分が希望する求人が出てきやすくなるので、しっかり情報収集をしておきましょう!